看護師が考える<コロナとジュエリー>の付き合い方とは?

夢は叶わなかったけど、今に悔いはない

―まつうらさんは今、大学病院で<オペ室の看護師>として働いているんですか?

そうです。大学病院は、教育のカリキュラムが充実しているので、看護学校を卒業して、最初に入るにはぴったりな場所だったので選びました。

―そういう違いがあるんですね。また、まつうらさんは学生時代は”救命救急”を目指していましたよね?

そうそう!さすが!(笑)(※おすずとまつうらさんは12年目の付き合い)

DMAT(ディーマット)って言って、災害救護のお仕事ですね。ドラマの『コードブルー ドクターヘリ緊急救命』に憧れていて、私、比嘉愛未さんになりたかったんです!

―あはは!かっこいいですよね。私もコードブルーは毎週楽しみに見ていました。ドラマながらに、自分の知らない世界があるんだなって。

そう、それに私、中学の頃はバレーボール部でキャプテンをやっていたから、体力が凄いあるんです(笑)

―確かに、まつうらさん筋肉ムキムキなんです(笑)

ふふふ、だから私の能力はそういう所で活躍するんじゃないかと思ったんですよね。なので、進路を決める時に、第一希望はDMAT。子供が大好きなので、第二希望は子供センター。

で、第三希望。まあ~病棟に比べたら、DMAT志望する人はあまり多くないので、第三なんてなる事もないだろうと思って、なんか書きやすいからオペ室って書きました・・・・・・・・・・

―ま、まさか・・・・

そう・・・・オペ室って、人気が無いんですって!(笑)希望者が居なすぎて、第三希望だったけど繰り上げになっちゃいました・・・・

―きゃー(笑)何でオペ室は不人気なんでしょうか?グロテスクなイメージ?

それもあるけど、オペ室って特殊部署なんです。

病棟の消化器科とか、内科とかは、注意点は変わるものの大きくは同じ業務で、実習でやっているのでベーシックなお仕事ですね。

だけど、オペ室は仕事内容が全然違います。看護学校から就職しても0からの事ばかりだし、もし今後病棟に移動したら、また一から覚えないといけない。だからオペ室は、ずっと極めるスペシャリストが多いです。

―コードブルーからドクターXにドラマが変わった訳ですね。オペ室に配属が決まった時は、どんな気持ちでした?

も~~~~DMATになるのが学生時代からの夢で、ずっと頑張ってきたので、崩れ落ちた気分!名前を呼ばれたら立たないといけないのですが、ちょっと立ち上がれないかと思いましたね・・

―私もまつうらさんが、辛い事や危険も多いであろうDMATを志望すると最初に聞いた時、正義感の強いまつうらさんに本当にぴったりだと思いました。その道を目指そうと思えるまつうらさんを尊敬しているので、友人ながら、悔しかったですね・・。

ありがとう。

でもね、実はコードブルーの比嘉愛未さんはオペ室出身なんです!(笑)今思えば良かったのかもしれないです。

学生時代の病棟実習では、患者さんと1対1と言いましたが、勤め始めると、8人を1人で見たりしないといけないんです。なので、やってあげたいことは多くても、時間が足りない。対して、オペ室は1人の患者さんに、2人の看護師で担当します。

―思えばオペ室の看護師さんのお仕事って、あまり詳しく知らないのですが、それこそドラマで「メス」「はい」って渡しているアレですか?

まさにドクターXで言うと、医師の米倉涼子さんにメスを渡す係が機械担当。

麻酔科医の内田有紀さんが「輸血!」って言った時に輸液を、オペ室の外に出て持ってきてくれる人が外回り担当!手術中に患者さんの身体を冷えないようにしたり、心電図を見てこういうことが必要になるかもって準備をしたりします。

一人の看護師さんに時間をしっかりかけられるから、その人のために最高の準備をして臨むことができる。

夢見た道ではなかったけど、今は、オペ室の仕事に凄くやりがいを感じています。

▲いつも明るく優しくムードメーカーなまつうらさん

―手術というのは、何十時間も続けて行うのですか?

医師の先生は根性でやり切っている人が多いですかね。でも看護師は休憩もできます。休憩中でも、手術のモニター(手術中の部分を写す)見ながらご飯食べてます(笑)経過を見て「そろそろ戻った方がいいな~」って確認しているので。

―ふおお・・そういえば手術後に病院の同期とよく焼肉に行くって言っていましたね(笑)

全然行きます!みんな始めたら慣れますし、私は初回から手術を見ても平気でしたね。

―手術にはどんな内容があるのですか?

病院には三次、二次、一次っていうのがあって、私の働く病院は<三次>。

三次は、救急性の高い人が来るから内容も幅広いんです。例えば、脳の動脈が割れて頭開く人から、ちょっと犬にかまれたってくる人も。差がありますね。

―脳を・・・そ、想像してしまいました・・・(笑)

※アイテムの価格は記事公開日時点のものとなっております。

  1. おすずさん、こんにちは!ちんです。

    記事、拝見させて頂きました。昨今は、医療従事者の方達の有り難みやご苦労がひしひしと感じられ、過酷なお仕事をしている親友を持つおすずさんも、気が気ではないと思います。札幌市も、医療崩壊し、病院へかからない様に日々気を付けて生活しております。
    松浦さんにも、充分にお気をつけてとお伝えくださいね。そして、感謝もお伝えください。

    さて、実はこちらのコラムにコメしたかったのですが、プリエが届いたらにしよう!と決めていて(笑)たった今到着致しました!11日…大切な小鳥が旅立ったのが11日。そして、その小鳥の変わりのプリエは11日に私の元へやってきてくれました。見た瞬間出た言葉は、「ちっちゃい~かわいい」でした。実は、小鳥の名前は、「ちゃい」ちっちゃいからとった名前でした。ちっちゃくてかわいくて、直ぐにちゃいお気に入りのV字ハーフに重ねました。提案頂いた6号でピッタリでした。ちゃいが左手に戻ってくれ、涙がボロボロ出て、嬉しいやら悲しいやら複雑でした。
    大好きなちゃいが居なくなってから痩せてしまい、指輪も左右の指でクルクル回ってしまっていますが、頑張って立ち直りたいと思いました。左手のちゃいと一緒に、これからも頑張ります!
    今年は色々と何度もお世話になりました。
    良いお年をお迎えくださいね。
    では、又…

    1. ちん様

      こんばんは。おすずでございます^^
      いつもコメントありがとうございます!

      本当に友人を含め、医療従事者のみなさまには日々頭が上がりません。
      ちん様のあたたかいお言葉、友人もとても喜ぶと思います。当分会えそうにもないのでさっそく今日LINEで伝えさせていただきます♪
      北海道もとても過酷な状況が続いておりますね。きつい寒さも続き、不安が多いと思いますが、どうかお身体にお気をつけ下さいませ。

      また、「プリエ」リングが無事にちん様の元へ到着したとのこと、またサイズもぴったりだったとのこと、
      スタッフ一同とても安心いたしました。ご報告ありがとうございます!

      ちゃいさんは本当にちん様にとって大切な存在だったのですね・・。
      宝物のような思い出を、わたくしにもお聞かせいただいてありがとうございます。

      こんなタイミングですと、気分転換すらままなりませんね。
      何かお家で気分転換できること・・と考えていたのですが、
      私の最近の一番のリフレッシュというと“温素”という入浴剤(薬局などで販売しているアース製作さんの物)を入れて、
      あたたかいお風呂に長湯することです。(あまり面白い事が浮かばず申し訳ございません・・笑)

      とても心が落ち着く懐かしい香りで、疲れている日や気分が沈んだ日も
      温泉に入ったようなすっきりとした気分に変えてくれます。
      ちん様のお心が癒えるには、とてもお時間がかかる事かと思います。
      どうかご無理はなさらず、たまに“温素”を入れたお風呂に長湯してみたりして、
      少しずつ、ちん様のお元気が戻ることを願っております。

      また、私たちとしても、心が明るくなるようなブログなども発信してまいりますので、
      少し気分転換したい時にでも、ぜひオレフィーチェのサイトに遊びにいらして下さい^^

      来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

      おすず(suzuki)

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