[talk room – vol.1]オレフィーチェ中村誠社長「良いダイヤモンドジュエリーの見抜き方」[前編]

ジュエリー初心者のスタッフが社長に初インタビュー!!

オレフィーチェ代表、中村誠社長は世界的な宝石学教育機関と鑑別・鑑定機関であり、鑑定に関する研究所である「GIA」のダイヤモンド グレーディング(DIAMOND GRADING)ラボ クラスを修了しています。
ダイヤモンド グレーディングラボ クラスは業界で最も権威のある資格のひとつであるGIAグラジュエイトジェモロジスト (Graduate Gemologist® 以下GG) に必要な資格の一つでダイヤモンドの4Cを判定できるようになるまでひたすら実習を繰り返すクラスだそうです。

 

我らが社長はGGの資格こそ持っていませんが、鑑定の知識だけでなく経営者として流通の知識に長けております。(ちなみにオレフィーチェの工房にはGG資格所持者が3人も在籍しており、資格取得後も毎日かなりの量を鑑定しています。)

 


 

実は、私しまざきは去年入社、WEBを中心としたクリエイティブ・企画関連を行なっております。当時はこーんなにジュエリーを好きになれるとは思っていませんで…、なんせ今はWEB制作の傍ら、ジュエリーに興味津々な日々を送っておるのでございます。

 

ジュエリー初心者のしまざきが、興味津々マインドで突撃する [talk room]、記念すべき第一回目は中村誠社長に、良質なダイヤモンドジュエリーを選ぶためのノウハウや疑問などお聞きしました!

 

 

良いダイヤを見抜くには?まずは基本的なことでした…!!

 

しまざき:ダイヤといえば「4C」(Carat(カラット=重さ)・Cut(カット=輝き)・Color(カラー=色)・Clarity(クラリティ=透明度))のお話や鑑定書のお話しはあちこちで紹介されていると思うのですが、正直…分かるような..分からないような…、ズバリ、私のような素人でも分かる、見分け方はあるのでしょうか。

 

参考: 知っているようで知らない?ダイヤモンドのグレード / GIA鑑定書付きダイヤ / 鑑定書の読み方 /

 

中村社長:ある程度質が良いものになるとルーペで見ないと細かいレベルの区別はつかないものなのですが、ざっくりとした良質なダイヤの見方はあります。また質の悪いダイヤは結構肉眼で見つけることが出来ます。

 

その前に、良くないダイヤを掴まないようにするための一番分かりやすい判断基準は「値段」です。惑わされる場面をたまに見かけますが、相場より明らかに安いダイヤは怪しいので、ご注意いただきたいところです。
ダイヤモンドの国際取引の価格は決まっているので、特別にお得なダイヤモンドが手に入るということはありません。

 

インドのカット業者から特別なルートで仕入れるなどすると1割前後お得になることはありますが、相場の半額以下になることはありえないと思います。
例えば1ctのダイヤモンドが10万円を切ることがあったらおかしいと思ってください。品質が極端に悪い可能性があります。(目安としてはオレフィーチェだと 0.3ct のダイヤはSIクラスgoodカット以上で10万円です。)

 


しまざき:安かろう悪かろうで、何事にも適正価格というのがあるんですね。

 

ズバリ!良い一粒ダイヤデザインの見分け方とは

 

しまざき:では良いダイヤを見抜く方法はあるのでしょうか。例えば一粒ダイヤのアイテムを見る時、どう見たらいいのでしょう?

 

中村社長:ルーペを使わずに良いカットを見分けるには、まずは正面から見た時のダイヤの明るさを見ます。

 

暗く見えるダイヤはあまり質がよく無いです。「暗い」というのはどういうことかと言うと、正面を見た時、光が正面に反射せず、横に抜けたり後ろの影が透けて見えると暗く見えてしまいます。そのようなカットが施されたダイヤは質がいいとは言えません。

 

例えば、ct(重さ)を合わせるために、本来は削るデザインなのに分厚いままカットを施したりすると、正面から見た時の直径に対して深い作りになり、当たった光が正面に出てこない..となると、ダイヤが暗く見えたりします。また、薄いルースだと後ろが透けて暗く見えます。

 

適正なカットであれば入った光が正面に出てくるので全体的に明るく見えます。

 

ちなみにオレフィーチェの商品は全てgoodカット以上なので、十分な価値がありますし、「普段使い」していただける商品としては最高だと思います。

 

また、私たちオレフィーチェが選んでいるダイヤは「石」自体の質も重視しています。透明感が無い、雲がかかったように白っぽくなっているような質が悪いものは扱っていません。

 

天然ダイヤモンドには必ず内包物があるのですが、肉眼で見た時に確認出来るレベルの内包物があるものは質があまりよろしく無いです。

 

このアイテム(「0.2ct サーシャ」ネックレス¥70,180〜)見てみてください。

 

しまざき:ふむふむ。。。

 

中村社長:
こう動かすと虹色に光っているのが見えますよね。
goodカットなのですがファイア(虹色の光)が出るんです。

オレフィーチェでは通常グレードのgoodカットと、GIA鑑定書付きのexcellentカットなど、取り扱っているのですが、goodカットは、excellentカットより分かりやすいファイアが出ることが多いんです。

 


しまざき:え?どう言うことですか???

 

中村社長:excellentカットの場合、満遍なく全面的にチラチラチラチラっと整った輝き方をするのですが、goodカットは多少カットにばらつきがあるので、キラッ!キラッ!っとところどころ強く輝いてファイアが出ることが多いんです。

 

GIAではファイアが見えるのはexcellentカットの場合、0.3ct以上だと言われています。カット面が小さいとファイヤが現れないんです。でもgoodカットなら0.3ct未満のダイヤモンドもファイヤが見えます

 

とある方法でexcellentカットとgoodカットのどちらが煌めきが強いか調べてみると、goodカットの方が煌めきが大きい場合が多いんです。

 

Goodカットならではの魅力だと思います。

 

しまざき:確かにピカッピカッ輝いてます!!
でも、どうやったら確かめられるのでしょうか。

 

中村社長:例えば試着している場合だと、鏡の前に立って自分が動いてみて、ダイヤがどう光るか確認して見てください。ショーケースの商品の場合は、立ち止まってじっと見るのではなく、自分が見る角度を変えて光の反射を確認すると良いと思います。

しまざき:それなら店頭で自然に出来そうです!w
それにオレフィーチェのサイトの商品ページに掲載している動画で確認出来ますね..!

 

複数のダイヤが並ぶデザインの見方

 

しまざき:OFでは小さなダイヤが並ぶアイテムも多いですよね。
小さなダイヤが並んでいる場合違うのですか?

 

中村社長:小さいダイヤが並ぶ場合、動かしたときの輝きの揃い具合を見ます。肉眼では難しいかも知れないんですが、テーブル(ダイヤの上辺)の「高さ」「大きさ」が揃っていると、糸のように連なった光が綺麗なんです。

「フルエタニティ」リング ¥64,130〜

 

テーブルは、蛍光灯に当ててもらうと白く反射するので、形がきれいにわかります。その大きさがばらついていると、この光の糸が綺麗に見えないんです。

 

本来Goodカットは、カットに多少バラつきがあるんです。
例えばこの「シモン」ネックレス(¥24,200) をルーペで見てみてください。

 

しまざき:(しまざき、不慣れな手つきでルーペを覗く..)
ええと… あまりバラついているように見えないんですけど…。

 

中村社長:そうなんです。


しまざき:(あってた..!)


中村社長:オレフィーチェは、石の材料担当スタッフが、1つのリングに使う複数のダイヤをピックアップしていくんです。

 

例えば、このリングに使われているダイヤが20個だったら、大量のストックの中から、ただct数が同じ20個ではなく、高さ、テーブル面のサイズが揃っている20個をピックアップしています。

 

こんな小さなダイヤでも高さや、テーブル面のサイズのばらつきがあると並べた時、光の糸のようには輝きません。普段オレフィーチェのダイヤのそろい具体を見ているので、他のお店で見た時に、一個だけテーブルが大きかったり、微妙にダイヤのサイズが揃っていないのがつい気になってしまう時があります。

 

しまざき:一つだけ大きさが違うと光の糸が途切れて見えたりするんですかね?

 

中村社長:その通り。一個だけ光っていないと結構目立ってしまうんです。


特にこのような(アイテム変更)真っ直ぐなデザインだと同じ角度から同時に光が当たるので一個だけ暗いとすごくわかりやすいんです。
なので小さなダイヤが並ぶデザインは、ダイヤの高さやテーブルのサイズが揃っていると美しい輝きが楽しめます。

 

ズバリ、質の悪いダイヤを掴まされないために

 

しまざき:冒頭でも少し触れたのですが、【質の悪いダイヤを掴まないようにするために】はどうしたらいいのでしょうか?

 

中村社長:最初にお話しした価格が適正であることと、やっぱりちゃんと相談出来るところで買っていただきたいです。

 

価格については先程も話に合ったように、ダイヤには取引価格に基準があるので、激安ダイヤっていうのは存在しません。どうしてこの値段なのか、を正直に言ってくれるところが良いと思います。

 

オレフィーチェの場合は、オンラインショップで購入をご検討されている場合、直接お話はできないですが、オンラインでご相談いただける体制を整えております。
メール、電話などでお問い合わせいただけましたら、ご案内します。

 

しまざき:確かに、オレフィーチェにはジュエリーコーディネーターの資格を持っている方も多く在籍しているのもあり、皆さん宝石や地金について知識をお持ちで、こんなにちゃんとしているものなのね… と驚いた記憶が…

 

インタビューは後編へと続きます!お楽しみに…!

 

しまざき

※アイテムの価格は記事公開日時点のものとなっております。

  1. 面白いです! 特にこの部分です。
    >GIAではファイアが見えるのはexcellentカットの場合、0.3ct以上だと言われています。カット面が小さいとファイヤが現れないんです。でもgoodカットなら0.3ct未満のダイヤモンドもファイヤが見えます

    カットのばらつきという偏りが、部分的な強めのファイアを生むんですね。確かにうちのヌードブレスレットをカフェの照明に当てたら、小さなファイアが全体ではなく一部に見えました。
    後編も楽しみにしています。

    1. ちよさん
      社長の中村です。
      喜んでいただいてとても嬉しく思います。
      良い石のexcellentカットは本当に美しく、全体が煌めき、ファイヤだってもちろん全体的に出ています。
      goodカットは比較したら暗い部分もあり、ばらつきがあるためexcellentには敵いません。
      ただ、Oreficeの石の質はGIAのGGが選別しているので悪いものは混じりません。
      良い石で、カットの質がよければGoodカットでも本当に強い輝きを放ってくれます。
      excellentカットにグレードアップしていただいた方が会社としては嬉しいのですが
      普段使いには是非Oreficeの通常グレードの品質をお試しいただきたいと思います。

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