方手洗いや消毒時にジュエリーを着けたままでいいのか気になる方も多いはず。除菌とジュエリーについてスタッフが詳しく解説いたします。

こんにちは。おそめです。

2020/3/26～2020/5/28の間、

コロナウイルス感染拡大予防対策の一環で

表参道店も営業出来ず、どこにも行けない、

そんな辛い我慢時、皆様に少しでも楽しい時間を・・・と思い

Twitterで匿名で応募できる質問箱を設置しておりました。

皆様からいただいた質問の中に、

『新生活様式』が求められるこれからの生活でも

気になる方が多いだろうなと感じる質問がありましたので、

私、おそめの回答と一緒に備忘録としてご紹介したいと思います。

※誤字脱字顔文字も当時のまま掲載します！

ツイッタークオリティ…と暖かい目で見守ってください(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ

《5月上旬のご質問》

良いご質問ありがとうございます！
今の状況が状況なので、気になっている方も多いと思います(´-ω-)ｳﾑ

宝石の種類によってはご注意いただく物もございますが、18金、プラチナ、ダイヤモンドを使用した概ねのジュエリーは
一般的なアルコールや手洗いにおいて、
着用のままでも、大きな問題はありませんのでご安心ください。

ただ、
※アルカリ電解水(キッチン周りのお掃除に使ったりしますよね)、次亜塩素酸水などのアルカリ性の消毒液には、金属を腐敗させる力をがあります。※
＼_(・ω・`)ココ大事
※2021/10/6追記※詳しい方からご指摘いただきました！
「塩を原料としたアルカリ電解水は塩化イオンがあるため金属を腐食させることがある」
そのため成分を確認することが重要なようです。( ..)φメモメモ

不安な場合は外して、手洗い・消毒を行いましょう！

手洗い、消毒の際に、毎回種類を確認するのも難しいかとも思いますし、
やるよりはやらない方が変化は少なくなりますので、
可能な限り、外していただくのが無難かなと思います。
(ということは理解した上で、実は私も、リングをつけっぱなしで手をキレイキレイで洗っています。(*´∀`)人(´∀｀*)笑)

外す際は、どこかに置くのでは無く、
鞄に入れる、ポケットに入れる
を徹底すると置き忘れの防止にもなります。
※入れっぱなしで忘れないようにご注意くださいね！

《5月下旬のご質問》

ご質問ありがとうございます！

ご時世ですから、気になりますよね(*ﾉωﾉ)
いいご質問です！ありがとうございます！

消毒液について、気を付けていただくポイントの中でも4つに絞って解説をします！
その4つは＜アルカリ性＞＜保湿成分＞＜酸性＞＜濡れっぱなし＞です！

＜アルカリ性＞
アルカリ性の溶液は、K18・プラチナに限らず金属を腐敗させる力があるため避けていただくのが無難です！キッチン用のお掃除アルコールなど、油よごれに効くものには、アルカリ性の消毒液が多いようです。
※2021/10/6追記※
アルカリ性は還元作用があるので基本的に金属を腐食させることない、とのことです。

しかし金属の中には、アルカリに弱い金属があります。

金（純金）は酸にもアルカリにも強い金属ですが、K18には割金として銅などの金属が入っています。
また、ピアスポストなどのロー付け部分でも合金が接着剤の役割を果たしているので、これらにも影響があるかもしれません。
以上から、中性洗剤以外の液体に晒すのは極力避けていただいた方が無難です。

＜保湿成分＞
グリセリン・ヒアルロン酸など、肌の表面を覆って整える効果を持つ成分は、ダイヤなどの表面を覆い、曇らせてしまう効果があります。
除菌用ハンドジェルや、ハンドクリーム・化粧品等よく含まれる成分です。

＜酸性＞
酸性の溶液は、K18・プラチナに限らず金属を酸化させる力があります。ちなみに、人の汗も酸性なので、消毒液等も同じ程度のものかと思いますが、殺菌力の強い（＝酸性の強もの）は避けていただく方が無難です。

＜濡れっぱなし＞
水の濡れっぱなしは雑菌の温床になりやすくなるので、消毒液がついたままや、ジュエリーを着けた状態で手を洗い、指とリングの間が濡れたまま・・・などは好ましくありません。

以上を踏まえて、
除菌の観点からは、保湿成分の含まれていない、アルコール剤を用いてよく水気を無くす等の対策がオススメではありますが、
保湿成分の無いものは手荒れが・・・と気になる場合もあるかと思います！

そのような方には、
【中性洗剤（食器用洗剤など）】でジュエリーを洗って、表面についた油分や汚れ（菌）を落とし、しっかりと水気を無くす、お手入れの頻度を上げていただくのが好ましいかと思います！

中性洗剤に含まれる、界面活性剤なんとか・・・・・が、
菌の油分の膜を壊して水に流れやすくなる・・・・・とかなんとか・・・らしいので（伝聞・不確かですいません！詳しい方いたら助けてください！！）
中性洗剤（食器用洗剤）が最も身近でお手軽かな～と思います！

油断ならない日々が続きますが、こんな時こそジュエリーの輝きから元気をもらってください！

そして、そして

最後までお目を通していただきました皆様に衝撃のお手入れお写真を…

お汚れさんのお写真が得意では無いという方もいると思いますので、

私は見ても大丈夫！という方のみ、下記のリンクからご覧下さいませ！

→『衝撃のお手入れお写真』続きを読む