日本の宝を、世界中に伝えていきたい
―史衣さんは【日本酒の利き酒師の資格】を持っているそうです。利き酒というと、お酒の種類(名前)を当てるようなことを想像しますが、日本酒の歴史や製造方法などの基礎知識、料理とのペアリングの方法などのスキルの資格なんだそうです。
なぜ史衣さんは資格を取られたんですか?
量は飲めないのですが、お酒が好きで。色んなお酒を趣味で飲み比べしているうちに、せっかくだったら楽しむだけじゃなくて、何か形として残せないかな?と思って調べてたのがキッカケです。お酒の中でも特に日本酒とかワインとか、同じ原料を使っているのに作る人によって全然味が違うのが面白くて2019年の夏頃に資格を取得しました。
以前は普通に食べ歩きとか飲み歩きが好きでSNSにアップしていたんですけど、資格を取ってからは酒蔵さんからのお仕事いただいていたりするようになりました。
PRの仕事を通じて、お店では出会えないような貴重なお酒を体験させていただけるようになったのが個人的に嬉しいです。
また、私の発信を通じて、より多くの人に日本酒を知ってもらいたいなって思っています!
―今まで沢山の日本酒を飲んできたと思いますが、次に飲んでみたい日本酒とはどうやって出会うんですか?
居酒屋さんに行ってメニューをバーッと見て飲んだことがないものがあったら試してみたりとか、あとは通っているごはん屋さんだとお店の方が「史衣さんこれ飲んだことないでしょ~!」って珍しいのを出してくれたりして。
―史衣さんは、日本酒のフードペアリングが趣味なんだそうです。フードペアリングとはお酒の香りや味などの観点から、相性の良い食品を識別することですね。選ぶコツとかってあったりしますか?
そうですね~。少し酸味の強いお酒だったら、チーズとか濃厚な味のもの、クリーム系のものを合わせたりとか
あとは、、、濃厚な日本酒とかだと、味の濃い中華とかもマッチするんですよ!!
―へぇ~~!!!そうなんですね!!!!!おもしろーい!!
日本酒にはお米とか米麴だけで作った純米っていうのと、アルコールを添加して作った醸造っていうものがありまして、そのアルコールを添加しているやつだと、やっぱりこう「くっ」というか(笑)大人の味ですね。日本酒独特の風味が鼻に抜ける感じやアルコール度数も強くてやだっていう人も多いんですけど、全然そういうお酒ばっかりじゃないんです。
私もどちらかというと、お米だけで作ったフルーティーなものとか爽やかなものが好きです。甘みが強く、アルコール度数も低いものとかだと、本当に軽くて飲みやすいので、意外と洋食も中華も、なんでも合っちゃうんですよね!
―わたしもお酒は強くはないんですけど、日本酒の味はすごく好きで・・。フルーティーで爽やかな感じの史衣さんおすすめの日本酒は何かありますか?
ちょっとお値段上がるんですけど、新潟の北雪(ほくせつ)のYK35っていうのが美味しくて…
あとは、最近アンバサダーをさせていただいてる、天寿酒造さんのお酒ですかね。お仕事を受ける前にまずは試しに一本いただけることになったので、飲んでみたら凄く美味しくて!
それこそ若い方も飲みやすい甘さですが、さっぱりしているので後に残りすぎないんです。あとお花みたいな香りもポイントですね。花の蜜を飲んでいるようなフレーバーなのでおすすめです。
―お話しを聞いて凄く気になりました。ぜひ飲んでみます!ありがとうございます!史衣さんから今インタビューを読んでいただいている、オレフィーチェのお客様におすすめしたい日本酒とかはありますか?
そうですね~
女性の方が多いと思うので、味だけではなくてボトルとかもすごくオシャレな【wakaze】っていう酒屋さんのお酒とかいいかなって思います。
味も結構どれもさっぱりしていて飲みやすいです。あとは女性って季節でコスメを変えたり色々なものを試したい方も多いと思うので、味の種類が豊富な福岡の【庭の鶯】、あとは【仙禽】っていう酒蔵さんがあって季節ごとのフレーバーやラベルも違うので面白いですよ!日本酒って渋いイメージもありますが、最近は味だけではなく、目でも楽しめるものも増えていますね。
―こうしてパッと酒蔵さんのお名前が出てくるのがさすがです!ありがとうございます!みなさまもぜひ、史衣さんおすすめの日本酒を試してみてください♪
史衣さんは日本酒の関連で今後挑戦したいお仕事はありますか?
お酒ってもちろんお家で飲むのも良いですが、飲食店さんだからこその、飲んだことのない出会いとかも沢山あると思います。
このコロナの中難しいかもしれないんですけど、小料理屋さんとかごはん屋さんでコラボして日本酒会みたいなイベントをいつかできたらいいなって思ってます!
―史衣ファンの方が集まってきそうですね!!(笑)
確かに今は出来ないかもしれないですが、楽しそうなイベントですね!いつか史衣さんの夢が叶った時はぜひ私もお邪魔させていただきたいです。