こんにちは。お休みに電車で逗子・葉山を旅してきたスタッフsuzukiです。
雲一つない快晴。到着10分で朝から巻いた髪もストレートにされた強風。デートには春の海風にお気をつけください。
さて、気分もリフレッシュした今週は、新たなダイヤのネックレスが発売します。
わたくし腕時計が欲しいのですが、選ぶ基準がまったく分かりませんでした・・
欲しくても、知らないと何を買えばいいのか分かりませんよね。「何を基準に」「どんな違い」があるのか、今日はダイヤについておさらいをしてみましょう。
まず初めにダイヤの「4C」という成績表があって、項目は4つ。
①カット(プロポーション・磨き)
②カラット(サイズ)
③カラー(色味)
④クラリティ(傷・内包物)
まだ光らない素朴なダイヤの原石は、「カット(磨き)」することで魔法にかかります!
これぞまさに「磨けば光る」・・!素朴な無口な原石ダイヤを、満面の笑みのアイドルダイヤにデビューさせるプロデュース(カット)はとても難しいこと。輝きに一番影響を与えます。
次に「カラット(サイズ)」は石の大きさとして聞き覚えがある方も多いはず。実はカラットは、石の縦横の大きさではなく重さということも知っていますか?
ダイヤを一見カラット以上に大きく見せるためテーブル面を広くカットしている悪ダイヤなんてものも・・・。しかしカットとは芸術!バランスの崩れたカットでは輝きませんのでお気をつけください。
「カラー」は言葉のまま。ダイヤ=透明でしょ?と思った方は『ダイヤ カラー』で検索してみてください。楽しくなってきますよ!
雑誌モデルさんの撮影で、レフ板で光を当てて、写りを綺麗に見せるのと同じようにテリで色味を飛ばせば、カラーの品質はごまかすこともできてしまうので、良いダイヤ選びの基準としてはもちろん、大切な項目ですね。
☆テリについては「バイヤーの裏話⇒~ダイヤモンドの「テリ」~」
そして最後に「クラリティ(傷・内包物)」
わたくし、入社時は天然ダイヤとCZダイヤ(人口石:キュービックジルコニア)の違いも知らなかったため、傷やゴミが入っているの!?と思いましたが、大きくなろうと頑張る中で、内側に傷や炭素や結晶化する際の不純物が生まれるのはいわば、”天然の証”です。
傷や内包物の全く無いダイヤというのは実際は殆ど無く、一般的に輝きに関わってくるのは、Iクラス以下といわれております。数、薄さ、ダイヤの中心から離れている・・とても僅かな違いでグレードは決まります。
例えば、VSとSI。まだまだ経験が浅いsuzukiは、正直ぱっと見てもわかりません。輝きに大きな違いはございませんが、目が良いお客様ですと「きらっとした気がする!」と違いをお気づきになる方もいらっしゃいます。
他の項目と違い、ご自身でもルーペ(拡大鏡)を使えば確認できる「クラリティ」
より一層品質にこだわりたいお客様は、ワンランク上で製作してもいいかもしれません♪⇒クラリティアップはこちら
「何を基準に」「どんな違い」があるのか、読む前より少し身近に感じていただけましたでしょうか?^^
4Cの1つの項目ではなく、全てのバランスがとても重要なんですね。欲しくても、何を買えばいいのか分からない方のお役に立てれば幸いです。
それでも悩んだ時はスタッフの「私がダイヤを選ぶ基準」
たくさんありすぎて迷っちゃう方には「一粒ダイヤQ&A」
それでは、今週発売の新作は「ワンランク上の品質」です。お楽しみに~