こんにちは。スタッフえとうです。
本日はドイツ取材旅行記の第2話、私達のメインミッションである工房のインタビューの様子をお送りしたいと思います。
初の海外出張、初ドイツ、初インタビュー(しかも英語かドイツ語)、そう…初めてのオンパレード!でもワクワクが止まらない!!そんなドイツ取材旅行でした。
中でも印象に残っているのは、インタビューの当日です。
今回訪れた工房は、天然石をカットする今年100周年を迎えた老舗の工房で、ドイツのイーダー・オーバーシュタインではとても有名なカット工房なのです。
工房に到着すると次第に緊張してきて“上手くインタビューできるかな”と不安な思いがよぎったのですが、3代目社長であるHubertさんが現れて、にこやかに『コンニチワ~』と挨拶してくれました。
とっても優しく穏やかな人柄にいつしか緊張もほぐれ、日本からのお土産を渡すと『アリガト!』と日本語で返してくれて、一気に和やかな雰囲気となりました。
Hubertさんの息子(4代目)であるCarl-Philipさんも登場したのですが、まるで王子のようにカッコよく、目をじっと見て話してくれるので、私は平静を装いつつトキメキパニック状態でした 笑
Carl-Philipさんのイケメンショットはこちら♪(展示会にお邪魔した時の写真です)
さて、インタビューではクリスマス限定商品で使うノルウェーペリドットやアクアマリンのことを沢山お話しいただき、実際にカットしている現場も案内してくれました。
ノルウェーペリドットの珍しい原石も見せていただき、産地によって色味が全然違うことが分かりました。
写真左の原石がノルウェーペリドットなのですが、一目で見てもノルウェーペリドットの特徴である、さわやかなミントグリーンの色味がわかりました。
今年のクリスマス限定商品では、このノルウェーペリドットを使って、ゴージャスなリングとペンダントとして販売します。
皆さま、楽しみにしていてくださいね♪
見たこともない珍しい石も、た~~くさん見せてくれました。何の石だと思いますか?
なんと、3つともアクアマリンなのです!
・緑色のアクアマリンは、400℃から500℃に熱処理をすると水色になるけど、緑色のままがいい場合はこのまま何もしないとのこと。
深く透明感のある緑色だったので、アクアマリンと聞いたときは衝撃でした。
(※熱処理:余分な色味を取り除いたり、色を明るくしたり濃くするなど、色味を調整すること)
・たくさんのアクアマリンがニョキニョキしているものは、数百万年かけてアクアマリンがこのように育ったとのこと。
普通は途中で割れてしまったりするけど、綺麗な状態なのでとても珍しく特別なもの。
これら3つはお値段がつけられないほど価値あるもので、秘蔵のアクアマリンを見せていただき大感激でした。
・大きい棒状のアクアマリンは透き通る水色で、目を奪われました。
こんな機会は中々ないので持たせてくれたのですが、ものすごく価値あるアクアマリンなので、持っていた時の指先は緊張していました 笑
他にも本当に沢山の石を見せてくれて、色石大好きえとうには夢のようなひと時でした。
クリスマス限定商品にて使用するノルウェーペリドットに関しての詳しい内容などは、11月にアップ予定です。
ノルウェーペリドットの希少性や色味の違いなど、たっぷり聞いてきたので、楽しみにしていてくださいね♪
インタビューが終わった後、なんとHubertさんからディナーのお誘いをいただきました!
とても嬉しく二つ返事で『ぜひ!』とお約束をして、いったんお別れをしました。
そこで思い出したこと、それは通訳さんにお願いしていた時間は“インタビューの時のみ”ということ…
さて、通訳さん不在の夕食会はどうだったのかは、次回のブログでのお話となります☆
次回もお楽しみに ^^*
◆ドイツ取材旅行記 第1話 出発編~いざ、宝石の町へ~ はこちらから◆