『行動すれば、可能性はまだまだ無限大』ゼロトレ インストラクター 輝く人へインタビュー vol.2

第2章:

 『行動すれば、何でもできる』に気づいたNYでの経験

 

― 体型を改善し、体の不調を解消できるマンハッタンで生まれたトレーニング方法”ゼロトレ”。このゼロトレについて、江國さんは初めからご存知だったのですか?

いえ、最初は知りませんでした。

劇団四季にいた時、毎日同じことを繰り返していたので、体のバランスがすごく乱れてしまいました。振り付けに右のターンがあれば、ひたすら右のターンだけを繰り返していくので、体の左右のバランスが崩れてしまいます。心も休まらず、「このままでは自分が壊れてしまう」と感じ、退団を決意しました。

 

― とてもハードな毎日に、心も体も疲れがでてしまったのですね・・。どのように立ち直ったのですか?

その頃は、自分に自信がどんどんなくなっていたので、自分で自分の体を治すために「体のケア」の方法を勉強したくて、体と心をどちらも整えられる「ヨガ」を始めました。

 

やっているうちにどうせならヨガの資格を取ってみたくなり、学生時代からの憧れの地、ニューヨークで資格をとろう!と思って調べたら、現在働いている株式会社「Body Tone New York」が見つかりました。

 

― 凄い行動力!(笑)まさに小さい頃から変わらない、好きなことへのパワーですね!

その会社の代表の石村友見さんが、同じく劇団四季出身ということを知りました。
そこで初めて石村さんが開発した「ゼロトレ」に出会ったんです。

― 「ゼロトレ」とは、具体的にどのようなトレーニングなのですか?

ゼロトレとは縮んでしまった5つの部位(首、肩、背中、腰、足の指)の筋肉の縮みを緩めて、本来の位置(=ゼロポジション)に戻していくトレーニングです。

体の5つの部位が縮んでしまうと、本来の私たちの姿勢から外れてきてしまって、そこに無駄な重力がかかってきたり関節が縮んでしまったりして、肩こりや腰痛などの不調が生まれるんです。この縮みを治すことで、姿勢が元の位置に戻りやすくなり、そうすると積み木がきれいに積み重なったような姿勢に戻ります。これが「ゼロポジション」です。

このゼロポジションに戻してあげることで、その縮んだ部分にかかっていた重さがなくなるので、体の不調がなくなっていきます。

同時に、ゼロポジションで立つことで体の前面、後面の筋肉を均等に使って立つことができる、つまりお腹の力を使って立つことが出来るので、立っているだけで脂肪燃焼効果がある、というトレーニングです。

 

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― 江國さんはどんな活動をされていらっしゃるんですか?

私の肩書は ゼロトレマスターインストラクターとなっています。

 

普段はゼロトレマスターインストラクターとして、お客様のレッスンを担当しています。
その他、代表の石村の雑誌、テレビの監修や、ナレーションなどマルチに活動しています。また、「ニューヨーク・ヨガ」という音楽を使って流れるように動くヨガを教えたりもしています。

 

一般的なヨガではポーズをとって止まることが多いですが、ニューヨーク・ヨガは音楽に合わせて、流れるように動き続けるエンターテイメントのようなヨガです。曲があるだけで体が自然と動くので、脂肪燃焼の効果もあります。

 

― 確かに音楽に乗せて体を動かすのは楽しくなりますよね!私も続けられそうです(笑) また、ニューヨークに資格を取りに行ったとの事ですが、資格以外でやりたいことはできましたか?

やりたいことは全部やりました!(笑) ヨガの資格がメインなのですが、それだけじゃもったいないと思って、悔いの残らないように、ダンススタジオに行って色んな先生に学んだり、ヨガのレッスンを受けたり、ミュージカルがブロードウェイは盛んなので見たい作品を片っ端から観ました。

 

あとは好きなインスタグラマーのカメラマンの人に連絡して、写真を撮ってもらったりしました。

 

― インスタグラムに載っていた写真ですよね。ご自身でインスタグラムから調べて、連絡したという感じですか?

前からすごくいい写真を撮るなと思っていた人がニューヨークにいて、現地についてからその人にインスタグラムのダイレクトメールで簡単な英語で連絡したら、『Sure!I can . 』と返信が来て、踊っている写真を撮ってもらいました。

▲こちらがその写真。江國さんのしなやかでありつつも芯のある力強さを感じます。

 

なので、すべて行動すれば何でもできるなと思って、全部行動していこうと心掛けました。

 

― それってとても素敵な事だと思います。私の場合、30歳位から江國さんのように“行動は大事”という考えになったように思います。今までは受け身の性格で、誰かがやってくれるのを待っていたタイプだったんです。

 

でも、行動しないと自分のなりたいようにならないという壁にぶち当たり、そこから「考えるよりも行動だ!」っていう考えになって。

なので、江國さんの“行動しなきゃ”とか、“やりたいことは全部やる”という考えに、すごく共感しました。行動して、考えて、を繰り返していくのが人生なんだなって最近は思うようになりました。

 

本当に私も、そう思います。行動しないと何も始まらないし、何も変わらないので。行動した人にしかみえないものってあるじゃないですか。だから勇気をもってとにかく行動に移してほしい、一歩踏み出してほしいと思います。

 

 

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