ホワイトゴールドの作り方をご紹介!爽やかなカラーはどうやって生まれるの?
ホワイトゴールドの魅力。
それはやはり、特有の爽やかな白さではないでしょうか?
すっきりとしたクールで涼しげな印象は、素肌を見せることの多くなる春~夏にもピッタリのカラーです。
そしてダイヤモンドとの色味の相性も良く、ダイヤをより美しく見せてくれる地金でもあります。
しかし、金なのにどうして金色ではないの?と疑問に思ったことはないでしょうか。
知れば知るほど魅力が増してくるホワイトゴールドを4週に渡ってご紹介♪
最初の記事は「ホワイトゴールドの作り方」
★ホワイトゴールドの作り方
ホワイトゴールドはカラーバリエーション。
つまり、選択肢の1つに過ぎません。
純金は、錆びない・変色しない・価値が高いというメリットがある反面、柔らかい・熱に弱い・形くずれしやすいなどのデメリットがあります。
純金そのままではジュエリーの加工や日常の使用に不向きなため、他の金属で強度を補っています。
この混ぜる金属のことを「割金(わりがね)」といい、ジュエリーの世界では銀と銅、パラジウムが主流です。
銀とパラジウムは白っぽい金属、銅は赤っぽい金属です。
イメージとしては、金色に白をたくさん混ぜると白に近い色になり、赤をたくさん混ぜると赤に近い色になります。
予備知識~K18ホワイトゴールドとは
純度100%のゴールドがK24と表記されるので、K18は18/24=75%となります。
つまり、Oreficeのホワイトゴールドは金の純度が75%で残りの25%が割金です。
この割金に使用されている金属の割合によってカラーバリエーションが決まります。
Oreficeの場合、YG(イエローゴールド)の割金は銀と銅が5:5の割合。
PG(ピンクゴールド)の割金は銀と銅、そしてパラジウムがそれぞれ3%、19%、3%の割合。
そして、WG(ホワイトゴールド)の割金は銀とパラジウムがそれぞれ17%、8%です。
(⇒パラジウムの割合のこだわりは【デザイナーのこだわり「75%」】こちらから)
このように割金の配合により、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなどの カラーバリエーションが生まれます。
ブランドやメーカーによってゴールドの色味が異なるのは、 この25%に含まれる素材や配合が、独自に開発される場合があるためです。
同じ金の量でも割金によってカラーが決まる!面白いですね!
次回の公開は2018年4月13日!
「ホワイトゴールドの良いところ」をご紹介♪
爽やかなホワイトゴールドを使用したコーディネートをご紹介。