鑑定書の読み方

今週はまたまたムンバイです
今年は毎月です
からだがカルダモンくさいような
そんな気がする繁忙期です

 

今回はダイヤモンドの鑑定書
これの見方をかんたんに説明します

 

ダイヤって
ダイヤに限らず
なんでもそうかもしれませんが
見る観点で価値が変わります

 

予算の範囲で
なるべく大きいものを買いたい方
品質にこだわりたい方
どっちもそこそこを買いたい方

では品質の優先順位が変わります

だから、いちがいに
こういう品質がオススメですよ、とは
言い切れないんです

もっと具体的にお話しすると

 

カラー(Color)
内包物(Clarity)
大きさ(Carat)
カット(Cut)

この「4C」でダイヤの品質は決まる
ってことになってます
(ホントは?です 後述します)

 

もう少し具体的に見てみましょう
これはOreficeがオススメしている
ダイヤペンダントの鑑定書です

 

ダイヤのリストがあります
そのリストの表にある「鑑定書を見る」を
クリックしてみてください

鑑定書が出ましたね

正確にはこれは「ドシェ」といって
鑑定はしっかりしていますが
記載をシンプルにした鑑定書です

 

内容を上から見ていくと

鑑定書発行日
鑑定番号
カットの種類
縦横のサイズ

このへんはパスして

 

そのつぎの「4C」は先ほど説明しましたが
もっと詳しく知りたい方は
ネットで「ダイヤモンドの4C」で
検索してください m(_ _)m

 

Oreficeの本店サイトでも説明しています
こちらです

 

そのつぎにあるのは
「付加的な鑑定結果」で

 

「Polish」はカットの「研磨状態」
「Symmetry」もカットの「対称性」
「Fluorescence」は「蛍光性」です

 

研磨と対称性は4Cのカットと並んで
重視されています

この3つが最上級のエクセレントだと
トリプル・エクセレントって
特別枠になってます

 

蛍光性については
後述します

 

つぎに
「透明性の特記点」(Clarity Characteristics)

 

これは4Cの採点で
何に対して減点しているか、の説明です

 

フェザー、とか
ニードル(穴)など
内包物の種類を説明していたり
研磨状態の注意点を解説していますが

 

VS以上なら
そもそもその欠点はほとんど見えないので
あまり気にすることはありません

 

で、問題はどれを重視するかです

 

ダイヤのリストにもどっていただいて
実際に価格を比較してもらうと

おなじ大きさ「0.3ct」でも

Dカラー VS-1   ¥167,500
Gカラー VVS-2  ¥153,000

Dカラーは最上級でGの3つ上です
いっぽう、内包物は
VVS-2 のほうが VS-1 より
一つ上です

 

この場合、色と内包物の
どちらを重視するか
考え方で変わります

 

わたしならこんな風に判断します
個人の好みが入ってるので
参考程度にしてください
(リストにない品質も取り上げます)

 

たとえば
大きさを重視するなら
内包物は SI1〜 VS2 でじゅうぶんでは?
カラーもGでOK
カットだけはVeryGood以上にすれば
よく光るし、
ぱっと見にボリュームがあります

 

カットの良くないダイヤは
光らないだけじゃなくて
直径が小さくなりますから避けたいですね

 

対称性と研磨状態は見ないふりをしましょう

 

カラーを落とすと値段はかなり下がりますが
H以下はやめときましょう
専門家はG以上を「ホワイト」とします
I(アイ)以下は「色付きダイヤ」に分類されますので
リセールバリューもかなり下がります

 

品質で選ぶなら
カット3項目にこだわってほしいですが
カラーにもこだわって欲しいと思っています

 

オススメはDかEカラーです
内包物は予算に合わせて
VS〜IFでいいと思います

 

色にこだわると
大きさは小さくなってしまいますが
D、Eカラーの輝きは
マニアの方なら満足度が高いと思います

 

わたくしがおくさまに送るなら
DカラーのVSでトリプルエクセレント
をチョイスします
このリスト内で選ぶなら「F」です

 

どちらも重視したいなら
カットと蛍光性だけ気をつけていただければ
VS以上
G以上なら
そんじょそこらのダイヤモンドに
全く見劣りしないはずです

 

反対に
カットとか蛍光性に妥協するのはオススメしません

 

カットなら
基本 VeryGood
できれば Excellent
ベストは 3Excellent
蛍光性は None、
最低でもFaintにとどめましょう

 

気をつけて欲しいのは
この「蛍光性」です

なぜか、気にするな、みたいな解説もあるんですが
たとえば「ストロング」
みたいな蛍光性だと
カラーがたとえ「D」でも
色が違って見えます

 

蛍光性はブルーが多いんですが
たまにピンクとかオレンジなんてのもあって

 

強い蛍光性は蛍光灯の光に反応します

 

弱くてもブラックライトをあてると
暗闇の中で浮き上がります

 

蛍光性があると
な〜んか安っぽく見えるのは
わたしの感じ方でしょうか?

 

でも婚約指輪みたいな場合では
蛍光性は避けたほうがいいと思います

 

解説によっては
「蛍光性は好み」
「蛍光性は品質と関係ない」
といった表記を目にしますが

現実の取引現場では
蛍光性のあるなしで値段はちがいます

品質に関係あって
値段にも影響するから
鑑定書に表記してるんです

とくに「安いですよ」と
値段で押してるダイヤは
蛍光性が強いことが多いので
確認したほうがいいと思います

 

最後に
現物を見るときには光に注意してください
光の状態で宝石はまるでちがって見えます

 

午前中の日光で、北向きの窓で見る
のが基本ですが
ショップの中で見るときは条件が選べません

 

場所が違えば
同じ石でも違って見えますので
店をはしごして比べるのは意味がありません

 

むしろ、鑑定書の発行元の会社をそろえれば
ショップが違っても条件はイコールです

 

 

はじめてダイヤを買うときは
わからないですよね
迷いますよね

 

わたしは商売ですからわかりますが
ふつうの人にとってのダイヤ選びは
あまりにわからない言葉が並んでいるので
疑心暗鬼になるでしょう

 

そんなときは、信用できる店、をまず選ぶこと

そうとしかアドバイスできません

そのために
解説にウソやごまかしがないこと
鑑定書は信用できる会社のものを使っていること

まずここからかもしれません

 

ありがとうございました

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