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3月の誕生石として親しまれているアクアマリン。
実はエメラルドと兄弟です。
ベリル(緑柱石)という鉱物に分類され、ざっくり分けるとグリーンのものがエメラルドで水色のものがアクアマリンです。
(余談ですが、ピンク色のベリル(緑柱石)はモルガナイトと呼ばれています)
透明な海の色の宝石にラテン語のアクア(水)とマリン(海)という名をつけたのは約2,000年前の古代ローマ人だといわれています。
美しい透き通った水色を持っていることから「海の精の宝物が浜辺に打ち上げられて石になったもの」や「船乗りに恋をした人魚の涙」という海にまつわる誕生秘話も数多くあります。
現在では、アクアマリンは3月の誕生石。
特に日本では、3月は新しい生活へ踏み出す前の月です。
「聡明」「沈着」「勇敢」というアクアマリンの宝石言葉は、人生を切り開くキーワードにも合致します。
荒波を乗り越えるお守り
アクアマリンが誕生石とされている3月。
実は、季節の変わり目で気候が不安定なだけでなく、強い風(春一番など)が吹く時期です。
船乗りにとって天候の急変と強風ほど怖いものはありません。
そのため、穏やかな海の色をもつアクアマリンは、春の海を航海する船乗りたちにとってお守りにされていました。
この事から『アクアマリンは人生の荒波を乗り越えるお守り』という意味を持つとされています。
夜の女王の宝石
また、中世のヨーロッパではアクアマリンは「夜の女王の宝石」と言われていました。
夜会での照明(当時はキャンドルが中心)を受けると他の宝石に比べてキラキラと輝くため、貴婦人たちがこぞってパーティ―の際に身につけていたという歴史があるそうです。
特に、フランス王妃マリー・アントワネットがダイヤモンドと同じくらいアクアマリンを愛用していたと言われています。
(王妃さまって当時の社交界のファッションリーダーですよね)
夜の闇の中でも、少しの光を受けて輝く特性から『迷った時に新たな希望の光をもたらす』ともされています。
海を語源とするアクアマリン。
穏やかで優しい海を思わせる澄んだブルーから、海にまつわる逸話を多く持つのも納得ですね。
ミルキーと呼ばれているような、乳白色のアクアマリンも世の中にはございますが、
オレフィーチェのアクアマリンはクリアで澄んだカラーのものです。
キラッと光るアクアマリンにはホワイト系の地金がおすすめです。
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