Oreficeでは
デザイン開発にもチカラを入れています
正確にはデザイナーは工房所属です
工房のお客様企業に
デザインを提案したり、
オリジナルデザインを考えたりします
デザインの仕事は
個人的にはけっこう好きで、
楽しいですし
それに何より、
美しいジュエリーができると、ホントにうれしい
これは作った人じゃないと
こういうことが好きな人じゃないと
このうれしさはわからないと思います
苦労も多いですが
モノ作りって
たのしい
ジュエリーメーカーやってて
幸せです
ジュエリーって
デザインが大切ですよね
モノは何でもそうですが
機能でさえ、デザイン
デザインとはメッセージ
これはお客様に何をうったえているのか
それがわかりやすいものほど
いいデザインだと思います
むかし三島由紀夫が
短編小説は
「まとに向かって、きりりと弓を引き絞るように」
書くものだ、というふうなことを言っていましたが
デザインも同じだと思います
見た人とデザイナーがイメージを共有できれば
成功でしょう?
アンティークをイメージしたのに
モダンなシンプルデザインだと受け入れられたら
どんなにカッコよくても
失敗でしょう?
デザインのむずかしさって
ここにあると思います
カッコよければいい、って
デザインじゃないと思います
今は会社をデザインする時代だと思います
お客様と製品を送り出す会社が、
イメージ
コンセプト
理念
などを共有するように
会社をデザインしている、
そういう会社が増えました
アパレル系はもちろんですが
TSUTAYAなんかそうですよね
アップルもそうです
高級自動車メーカーもそうです
マクドナルドはお客様と共有するイメージの
転換に挑戦しています
これらの会社の製品ユーザーは
その会社に対して
みな同じイメージを持っているのではないでしょうか
反対にトヨタとかは
クルマの価格帯によって
ユーザーは違うイメージを持っているのでは?
わたしも会社をデザインしようと思っています
「信頼」
これをお客様にイメージしていただくために
どうしたらいいか、
「うさんくさ」
「ださ」
「な〜んかへん」
そう思われることなく
「だいじょうぶ」
「安心」
「ここならまちがいない」
そういうイメージを、
いえ、幻想だけでなく真実を
どう伝えていくか
そういうデザインができたらいいな、
そう思っています
もちろん工房もイメージは「信頼」です
ゴマかす企業は信頼されない
だから
すべて正直に
バカッ正直に作ります
ありがとうございました