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1936年創業の清美堂真珠の社長が選ぶ こだわりの黒蝶真珠・白蝶真珠とは

一つとして同じものがない、自然が生んだ宝石、パール。

今回のパールミュージアム特別企画、WEBセミオーダーイベントの目玉である

黒蝶真珠と白蝶真珠について、清美堂真珠磯和社長に

真珠の魅力について伺いました。

 

タヒチの海

~黒蝶真珠が採れるタヒチの海~

 

――社長の思う黒蝶真珠、白蝶真珠の魅力とはどのようなものでしょうか?

 

まず、黒蝶真珠はどんな色の真珠も作り出すことができるのが最大の魅力ですね。

いわゆる“多色性”というのは黒蝶貝が生み出す真珠のもっとも他の貝とは違う、顕著な違いです。

それを踏まえて、私が思う黒蝶真珠の魅力とは【多色性と真珠の層の美しさ】です。

 

真珠層はアコヤ真珠で大体0.4mmくらいから、よく巻いているもので0.8mmくらいのものが多いんですが、それに対して黒蝶真珠は普通にしっかり育てると1.0mm以上のものが多いんですね。清美堂真珠で扱っているものは1.8mmとか2.5mmとか巻いているものもあります。

透明感のある真珠の層が数多く巻いている、これが黒蝶真珠の最大の特徴です。

 

もちろん、アコヤ真珠の真珠の層の透明感は確かに黒蝶真珠や白蝶真珠に比べて高いですが、黒蝶真珠の中でも、とても高い品質の物はそのアコヤ真珠に匹敵する透明感を十分に持っています。それに加えて、アコヤ真珠よりも真珠の層の数が多いので、深みのある真珠の光沢と色味を生み出すことができるのというのが、黒蝶真珠の特徴ではないかなと思っています。

 

また、白蝶真珠ですが、アコヤ真珠や黒蝶真珠に比べて真珠の層の「透明感」という点では若干劣ります。ですが、白蝶貝の学名「Pinctada maxima」という名前が示す通り、白蝶貝は「マキシマ」、つまりとても大きな貝なんです。このセカンドネームの通り、とても巨大な貝からはとても巨大な真珠を生み出すことができるんです。

 

先ほど黒蝶真珠の方でも真珠の層の厚みの話が出ましたが、白蝶真珠は10mmほど巻くことができたりします。これができるのはやはり白蝶真珠でしかできなくて、真珠の層の深みも厚い分ということは真珠の層が多く重なっているので、透明感は若干薄れるとはいえ、それだけ重厚感のある深みのあるしっかりとした色味を出すことができます。

 

 

~黒蝶貝~

 

 

――白蝶貝は大きな真珠を生み出すことができるということですが、どれくらい大きな真珠ができるのでしょうか?

 

そうですね、丸い形(ラウンド)系のものでも20mm以上の物を作りだすことは一応可能です。

もちろん、そのサイズがどんどん作れるというわけではありませんが…。

黒蝶真珠は滅多に見られませんが18mmとか、19mmとかですね。このサイズは本当に何年かに1度見られるかというレベルなんです。ただ、白蝶真珠だと20mmのサイズの真珠も毎年何個か見ることができますので、この他では作り出せない”サイズ感”は白蝶真珠の最大の特徴になると思います。

真珠の層という観点から2つの種類のルースを比較すると、白蝶真珠は“重厚感のある真珠の層”、黒蝶真珠は”非常に繊細で透明感のある、多色性のある真珠の層”となりますね。

 

 

挿核

~挿核の様子~

 

――社長自らタヒチに赴いて仕入れをされていると伺いましたが、その際に気を付けていらっしゃることはありますか?

 

黒蝶真珠に関しては、端的に言えば産出される場所がとても重要です。

黒蝶貝が生息できる海域の中で最も低い水温のところで採れる真珠の方が、真珠の層がきめ細やかになるので、なるべくこういった条件がそろう場所から仕入れをしています。

ただ、それよりも重要なのが作っている人が真面目かどうか。これが最大のポイントです。実際に現地に赴いてその人と会話をしたり、漁場の様子を見たりしてその人がどうなのかを見極めています。

貝を育てる人が丁寧に育てるときれいな真珠の層を作るのですが、少し不真面目な方が作ると、真珠の層が整っていないものが出来上がります。

関わるものすべてのバランスが保たれることによって真珠は作られますので、どれ一つでも崩れると、いわゆる”きれいな”真珠はできません。

 

~テリがいまいちな黒蝶真珠~

~美しい清美堂真珠の黒蝶真珠~

――きれいな真珠とそうでない真珠はすぐ見分けられるのですか?

 

黒蝶真珠は、抜群に綺麗なものを比べると変わらないように見えますが、抜群に綺麗なものとそうでないものを比べると圧倒的に違いがわかります。

アコヤ真珠や白蝶真珠は基本が白い色なので、テリ(真珠の光沢、表面の輝き)が落ちていくだけなのですが、黒蝶真珠の場合、いろいろな色が混ざっています。この濃い複雑な色の真珠にテリがなくなると、単に色を吸収する、反射もしない残念な結果になってしまいます。

真珠は基本取り出したらいまいちなものがたくさん出てきて、本当に美しいものは本当にたまに出てくるので、開けるまでどんな真珠が出来上がっているかわからないという点では、ある意味ガチャのようなものですね。

 


 

 

育てる環境、母貝のコンディション、そして関わる人々。

そのどれもが完璧に保たれていることで、一粒の真珠は作られる。

手の中にある真珠は、そんな多くの人の関わりの中で作られた、

愛の結晶でもありました。

 

ABOUT OREFICE

BRAND CONCEPTいつだって、この輝きはあなたの味方

QUALITY熟練の職人技とGIA認可鑑定士が守る、高い品質

PROCESS企画・材料仕入れ・製造・販売までを自社で行います

SHOP東京、南青山の一角に実店舗がございます

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