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わたくしが大学生だったころから
30年前から
モノの値段て
変わったモノと
変わらないモノがあります
アパートやマンションなどの
家賃はあまり変わってませんが
アルバイト代は2.5倍です
たしかマックのバイト代は時給380円
ふつうの喫茶店とかで400円
反対に衣類とか日用品って
ものすごく安くなりました
衣類は感覚的に1/3くらいになりました
衣類はめったに購入するものじゃありませんでしたから
大学生の時に持ってるのは、
冬着だと
Gパン 1本
セーター 1つ
Tシャツ 2枚
革ジャン 1つ
だけだったと思います
ダイヤモンドの価格はどうかというと
昔は今ほど高品質を買い付けていなかったし
正直、よく覚えていません
ダイヤモンドの原石は
以前はデビアスが
需給に合わせて価格調整していました
今はデビアスも統制できなくなりましたので
ドルベースでは
昔の価格とあまり変わっていないと思います
たしか25年前
TLBが250ドル/ctくらいだったので
今とあまり変わらないイメージです
TLB=Top Light Brown
ダイヤの専門用語です
白いダイヤではなく、薄いブラウンのダイヤモンドです。製品にセットすると色が飛ぶので安いジュエリーにはこれが使われます。Oreficeでは使っていません。
ちなみに
今のOreficeが使うダイヤは
完全なGカラー以上のSIですから
サイズによりドルで400~600ドル/ctです
金の価格は1990年比較で
ドルでも円でも
今の半値以下、
25年前は約2000円/gです
昨日の相場では、4776円/g
25年前はドルが高いので
ダイヤ価格が今の1.5倍としても
金がかなり安いので
製造原価は今より安かった
ためしに
むかしの製品の原価台帳を見ると
とっても安いですね
ですから流通経路が同じなら
ジュエリー価格は、
25年間で高くなってます
話はもとに戻りますが
どうして衣類って
こんなに安くなったんでしょう?
ユニクロさんとか
衣類の会社の経営努力に
敬意を表します
でもその反動で
むかしみたいに
衣類を大切にしなくなってしまいました
安いモノを買って
すぐ捨ててしまうようになって
気がつくと
もったいないなって思うときもあります
いろんなものが「使い捨て」感覚になりました
それが世の中の流れなんでしょう
でもジュエリーだけは
ゴールドで作られているかぎり
使い捨て感覚はないでしょう
感情を伴う製品ですから
プレゼント、とか
思い出、とか
捨てられません
ジュエリーは
長く使えますし、
長く持つものです
だからOreficeでは
長く使うことを前提にした
デザインと
構造を採用します
もっと昔の日本、
江戸時代は究極のエコ社会で
完全なリサイクル社会だったそうです
モノは修繕して長く使い
捨てられることがなかったので
ゴミがほとんど発生しなかったそうです
茶碗でさえ
割れても修理して使うそうで
専門の職業の方がいらっしゃったそうです
ジュエリーには
いまでもこの感覚が流れていますね
ありがとうございました