色石の色合い

ダイヤの色は
当て石と比べて鑑定します

 

ダイヤのばあい
当て石が正しければ
だいたい誰が見ても
おおきくはずれないと思います
むずかしいのは、色石

 

サファイヤとか
濃淡だけじゃなくて
色合いとか

 

見る人の好みもあって
けっこう統一することがむずかしい
見る状況によっては
同じ石でも
色はちがって見えます

 

 

夜に蛍光灯の下で見れば
暗く見えますし

 

直射日光で見れば
うすく感じます

 

緯度によってもちがって見えます
インドと日本では
同じ石が違う色に見えます

 

仕入れに当て石は絶対です

 

 

正しく見るには
午前中の光で、直射日光を避け
北向きの窓で見ます

 

また、
いつも同じ状況で見ないと
色を判断できません

 

当社では
午前中だけしか仕事しない、
わけにはいきませんから
専門の蛍光灯の下で見ます

 

こんな感じです

 

 

色石でも当て石を使いますが
統一がむずかしい

 


これはサファイヤです

 

グラデーションにするときとかは
これで色を決めます

 

工房はよそ様の製造受託がメインですから
こういう道具で色を決めます

 

 

それでも

 

カットの違いで
地色が同じでも
同じには見えないこともあります

 

この当て石は
ダイヤモンド・カットのサファイヤですが
テリがいい(反射がいい)と
色がうすく見えがちです

 

ハンドカットの方が
原石の段階では同じ色でも
色が濃く見えるんですね

 

 

これはサファイヤだけじゃなくて
色石全般にいえます

 

色石のプロは
テリをムシして
地の色だけで判断します

 

地の色の青さ、と
色の明るさ、と
キズの多少、
でロットを分けます

 

 

いい石屋さんは
このロットわけがキチンとしてます

 

反対にごちゃ混ぜのロットの会社は
お客さんの間違いを期待して
そういうロットを作っていると思います

 

そういう会社から買うときに
しっかり選別をすると
イヤがられてしまい
むしろ高い値段を提示されることもあります

 

 

色石の場合は
なれないと、
テリで判断しがちですが

 

あくまで地の色が基本です

 

ただし、いま流行っているような
小さいサイズをパヴェに留めるときは
カットも統一しないと
おなじには見えてきません

 

これはダイヤのラインでもおなじです
カットを揃えないと
デコボコしたイメージになってしまいます

これはピンクサファイヤ

 

写真ではちょっとわかりにくいですが
ひとによって
きれいだと感じる番号は
けっこうちがうものです

 

最近は
うすい色が好まれる傾向にあります
このように

 

ダイヤでもそうですが
とくに、色石の場合には

 

見る条件を統一しないと
良し悪しの判断はできません

 

家で見るご自分のジュエリーと
ショップのライトの下で見るジュエリーを
比べても
おなじに見えなくて、当たり前ですし

 

ましてや
どっちがいい、という判断は
しない方がいいと思います

 

 

とくに海外で購入するときには
色には注意しましょう

 

まぁ、海外で買う場合は
色以前に
もっと注意すべきことがいっぱいありますが

 

 

Oreficeでも
色石のジュエリーを販売していますが

 

ダイヤよりも神経を使います

 

 

でも色石って
きれいな石は本当にきれいですよ

 

わたくしも大好きです
ついコレクションしてしまいますね

 

ありがとうございました

 

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