最高のノンホールピアスを求めて〜量産時の製作方法をめぐって工房の意見も真っ二つ!?〜

こんにちは。スタッフミヤケです。

 

ノンホールピアスの開発について、更新が滞っておりました。

楽しみにしていただいた方申し訳ございません。進捗をお伝えしようと思います。

 

→前回の記事はこちら

最高のノンホールピアスを求めて〜試着テスト編②〜

 

前回かなり好感触だったノンホールピアスのパーツ。量産化にあたって一つ問題がありました。

それはキャストにするか、手作りにするか。

 

キャストというのは日本語でいうと鋳造することで、基本となる原型を作って、その型を使って同じものをたくさん作る製法のことです。

 

メリットとしては、一つ原型を作ってしまえば後は同じものを正確にたくさん作ることが可能なことです。

デメリットとしては少なからず「す」が入ってしまうこと。

「す」とは茶碗蒸しなどに入ってしまうあれです。あの気泡のようなものです。

もちろんキャストの職人は季節の温度変化に合わせて石膏を作ったり、鋳造時の空気圧のコントロールをするなどして、「す」が入らないようなやり方を会得しています。

それでも今回のパーツは力のかけ方によってはほんの小さな「す」がきっかけで、長いこと使ううちに折れてしまうかもしれないという懸念があります。

 

キャストについて詳しく知りたい方はこちらから

 

手作りというのは、金線という金でできた針金のようなものを手で加工して作るやり方です。

金線のメリットは、金線で作れば「す」が入る心配がないことです。

ただデメリットとして、一つ一つ手で作るので全く同じものにならないかもしれないことと、キャストに比べて時間がかかること。

量産することを考えるとあまり現実的ではなく、時間がかかるということは工賃がかかってしまい、割高感が出てしまうこと。

特に今回のパーツは金線を叩いて角を出しているので、より時間がかかっています。

 

この二つのやり方で意見は真っ二つ・・。

今回のサンプルは後者の手作業で作ったものでしたので、次はキャストで作って、強度などを比べて見ようということになりました。

 

そしてキャストであがってきた再サンプル。今回はダイヤをつけたバージョンで作ってもらいました!

次回はこの新たなサンプルの試着レポートをお届けします!

 

 

 

 


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※アイテムの価格は記事公開日時点のものとなっております。

  1. 更新を待っておりました。
    ダイヤ付きのサンプルは、自分が欲しかったイヤリング”そのもの”です!
    すごく楽しみにしています。
    早くつけてみたいな~。

    1. さちこ様

      更新が遅くなり申し訳ございません。
      ダイヤ付きのシンプルなものが一番需要があるかなと思い、サンプル作成を進めておりましたので、
      ”そのもの”と言っていただき嬉しく思います!
      楽しみにしていただいているとのことで、開発もブログの更新も頑張っていこうと思います。

      ミヤケ

  2. 素敵ですー、ステキです!
    何をしていてもつけっぱなしでも落ちない! これぞまさしく待っていたノンホールピアス‼️
    実は。フルタイムでまた働くことになったのですが、アクセサリー禁止の職場で…(悲しい????)。休日に楽しむ為にも、つけるのも外すのも簡単、でも休日中はつけっぱなしにしていても大丈夫! というノンホールピアスが本当に欲しいのです????
    早く製品になって欲しい(☆∀☆) みなさんの奮闘心強いです! 楽しみに待っています❤️

    1. かずさ様

      コメントいただきありがとうございます。
      フルタイムで働かれるのですね。環境が変わるとジュエリーの選び方も変わりますよね。
      確かにピアスに比べると着脱が簡単なのもノンホールピアスの魅力の一つですね。
      ブログを書くたびにコメントをいただけ励みになるのと同時に、多様な需要に驚いております。
      製品化までこぎつけられるよう、進めて参ります!!

      ミヤケ

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